2011年06月02日

<10年度税収>2年ぶり40兆円台 震災影響は限定的

 国の10年度一般会計税収が、昨年10月の補正予算編成時の見積もり(39兆6430億円)を上回り、2年ぶりに40兆円を超える見通しであることが1日、分かった。東日本大震災による影響は10年度は限定的で、企業収益の回復を受けて法人税が堅調、所得税やたばこ税も前年度実績を上回る見通しだ。

 税収が見積もりを上回るのは2年連続で、09年度実績(38兆7330億円)を数兆円上回りそうだ。ただ、震災による生産低迷や消費の落ち込みが響く11年度は、見積もり(40.9兆円)を大幅に下回る可能性がある。

 財務省が1日発表した4月末までの税収実績によると、10年度の所得税は見積もり(12兆8080億円)を上回る12兆9254億円。5月末までに延滞分の数百億円が上乗せされる。たばこ税も増税後の需要落ち込みが予想より小幅で、見積もり(8270億円)を800億円弱上回りそうだ。

 法人税は4月末時点で前年同月比約9割増で推移。5月末までに納付する3月期決算企業は震災による特別損失の計上が相次いだが、「当初見通しが慎重だった」(財務省幹部)ため、見積もり(7兆4890億円)を超える見込みだ。【小倉祥徳】

(Yahoo!ニュースより引用)
posted by lay at 06:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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