2010年06月12日

富士通と東芝、携帯電話事業を統合へ…国内2位に

 富士通と東芝が携帯電話事業を統合する方向で最終調整を進めていることが11日、分かった。

 人口減少などで国内市場が縮小する中で、国内での経営基盤を固め、海外市場開拓にも乗り出す。

 民間調査会社BCNによると、2009年度の国内携帯電話販売の市場占有率(シェア)は富士通が12・5%、東芝が4・7%となっており、統合が実現すれば、シャープに次ぐ2位になる見通しだ。両社は年内にも共同出資会社を設立する方向で調整している。

 富士通はNTTドコモ向けに携帯電話を製造。高齢者向けに文字を拡大している「らくらくホン」がヒットし、近年、シェアを拡大してきた。

 一方、東芝はドコモとKDDI(au)、ソフトバンク向けに製造し、高機能携帯電話(スマートフォン)に力を入れているが、09年度も携帯電話事業が赤字となり、苦戦が続いていた。両社は統合で経営基盤を改善し、海外向けも強化する狙いがある。

 09年度の国内出荷台数は前年度比11・7%減の約3059万台と11年ぶりの低水準に落ち込んでいる。このため、NEC、カシオ計算機、日立製作所の3社が1日、携帯電話事業を統合した「NECカシオモバイルコミュニケーションズ」を発足するなど、業界での再編が相次いでいる。

(Yahoo!ニュースより引用)
posted by lay at 02:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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