成城石井は、首都圏や都市部を中心に約80店舗を展開。04年にレックスが買収した。だが、レックス本体の経営が悪化。09年11月に傘下のコンビニエンスストアのエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)をファミリーマートに約120億円で売却するなど、財務基盤の立て直しを進めている。成城石井の売却も、その一環とみられる。
関係者によると、今回の入札には丸の内キャピタルのほか、米投資ファンド「ベインキャピタル」、オリックスなどが応札。400億円超の金額を提示した丸の内キャピタルが最有力となったという。レックスは09年にも成城石井の売却を検討。大手商社などが関心を示したが、価格が折り合わずに不調に終わっていたという。【谷多由】
(Yahoo!ニュースより引用)