同紙によると、当局は6日付の通達で、製鋼所に融資を提供する前に調査を徹底するよう求めている。
コンサルタント会社の数字によると、14日時点で中国の主要都市の鉄鋼製品の在庫は1245万6000トン。前年比で100.8%増、前月比では7.6%増となっている。
トレーダーや製鋼所は、今後の価格上昇期待から在庫を積み増している。
ただ、先週中国人民銀行が預金準備率の50ベーシスポイント(bp)引き上げを発表して以来、業界の楽観論は一転した。預金準備率の引き上げは不動産市場に影響し、鉄鋼需要を押し下げるとみられている。