トヨタは1月21日、部品の欠陥でアクセルペダルが戻りにくくなり、事故につながる恐れがあるとして、米国で主力車「カローラ」「カムリ」など8車種約230万台のリコールを発表。26日には対象8車種の販売を中止し、北米5工場で対象車の生産を2月1日から一時停止すると発表していた。
同紙などによると、トヨタは米部品メーカーと協力し、ペダル部品の改善をすでに終えており、当局の承認を得て、具体的な改善策を発表。8日にも8車種の生産を再開できる見通しという。
ただ、トヨタのリコール問題をめぐっては、米議会が「多くの死亡事故が報告されている」などと問題視。下院の2委員会が2月に公聴会を予定するなど波紋が広がっており、トヨタの思惑通り早期の生産再開にこぎつけられるかどうかは予断を許さない状況だ。【大久保渉】
(Yahoo!ニュースより引用)